
「パラノーマル・アクティビティ」の正式な続編、と言うことになっているが、多分、金払ってタイトル使用料を買っただけ。公開順で言うと1→第2章→2となるが、この第2章と本国で作られた2の間で既にストーリー上の齟齬が発生していて、2のスタッフが第2章を観てない(少なくとも気にしてない)のがミエミエ。
オーレン・ベリ監督、たった135万でなんぼほど稼ぐつもりなのか。
が、ですね。
意外なことにシリーズ最恐。
ストーリー的には同棲カップルをOLの姉と浪人中の弟に変えただけで、ほぼ一緒。
呪怨の伽耶子がアメリカに出張したのと逆に、アメリカ旅行中に姉がパラノーマル・アクティビティを連れて帰ってきちゃうハナシ。
ほとんど一緒でホラー演出としては1よりむしろおとなしめなのだが、何故か怖い。
多分、日本人で日本のハナシだからなのかなぁ。
本家とは違い、青山倫子さんなどという、やや名の売れた女優さんを使っているが、凄く芝居がリアル。青山倫子さんは「逃亡者おりん」だの「サラリーマン金太郎」だの、やや芝居がかった演技(というのも変な表現だが)しか見たことなかったが、なかなかどうしてこの年頃のフツーのおねーさんを演じ切っていて、異様にリアル(ただ一箇所ヒトの言ったことをオウム返しに聞き返す聞き方がまるで「おりん」で吹き出してしまったが)。お気づきかもしれませんが、ワタクシ、青山倫子さんの大ファンです。
前作と上手く繋げた脚本も(この時点では)上手いのだが、ひとつだけ、お祓いに来た神主さんと怪異がやんだり始まったりするタイミングの関連には不満を持った。
あそこは怪異が再び始まった日に神主さんが○○○事にしないとダメでしょ。
一方、青山倫子さんはアメリカ旅行中に交通事故に会い、両足を複雑骨折して帰ってくる設定で、全篇車椅子ぐらし。なんでそんなメンド臭い設定にするのかなーと思っていたら、コレが実はいかにもJホラーっぽい仕掛けなのであった。コレにはやられた。
例によって手持ちカメラの映像なので、青山倫子さんの圧倒的な美しさを堪能、という訳にはいかないが、アメリカ発祥のモキュメンタリーホラーとJホラーを上手く融合させた佳作だと思います。
ただ、ラストのカットは余計だ。



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