
要するに。
リュック・ベッソンの創作意欲、というのは
「イイ女見つけたからコイツで一本撮りたひ、、、(しかもあわよくば、、、)」
ということでしか無いような気がする。
初期の頃から「ニキータ」 → アンヌ・パリロー、「フィフス・エレメント」→ミラ・ジョボビッチと主演女優に手を出しまくってきたリュック・ベッソンではあったが(まさか「レオン」 → ナタリー・ポートマンは無いよね、、、)、特に一回引退宣言をしたのち、復帰してからがシドい。
「アデル/ファラオと復活の秘薬」→ルイーズ・ブルゴワン
「LUCY/ルーシー」→スカーレット・ヨハンソン
「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」→カーラ・デルヴィーニュ
と、明らかに
「あ、ワシ、ええ女をこき使えるんじゃなきゃ、仕事せんけん」
と言っているも同然ではないか。
今回見つけたのはロシアのモデル、サッシャ・ルス。
さすがにまあ~キレイだし、驚くべきアクションを披露してます。
で、いかにリュック・ベッソンが「ええ女をこき使いたい」だけで映画を作っているかが何故分かるかというと、設定が「ニキータ」の二番煎じです。
まだ若いのに社会の底辺に堕ちたオンナが「組織」に拾われて殺し屋になり、いい加減組織の言いなりにヒトを殺しまくるが、いつか自由になる日を夢見ているのであった、、、
一緒じゃん。
もう、新しい映画を作ろうとか思ってないんだな、と言う感じ。
「ええ女めっけてこき使いたいけど新しいプロット思いつかんからありモンでいっとけ、、、」
ということで、まあ、間違いないでしょう。
じゃ、つまらないかと言うと、メチャクチャ面白いですぅ、、、
リュック・ベッソン先生、相変わらずホレボレするようなアクション演出。
最初の任務で見せる1対40のインポッシブルなアクションシーンから、ああ、コレは本気だな、こき使ってんな、と思わせる超絶アクション。
一応ヒロインのサッシャ・ルスには4ヶ月訓練させて、本人の希望もあってスタントなし、ということになってるそうです。ルチャ・リブレのコルバタ的な技を見せるときは顔も見えてないし吹き替えかなぁ、、、
ラスト近くのKGB本部からの脱出シーンもそのあまりの激しさに驚愕の連続だが、映画の中盤、暗殺の仕事に慣れてきたヒロインが、INXSの「NEED YOU TONIGHT」に合わせて殺しまくるモンタージュの華麗さにシビレた。曲のラストに合わせてモンタージュもラストを迎えた瞬間、ほとんどイキそうになったと言っても過言ではない。
そうだ。
なんでINXSかと言うと、ですね。
時代設定が80年代なんですね。
なんで80年代かって言うと、東西冷戦の時代、いわゆるエスピナージュが盛んだった頃のハナシなのね。
なんで東西冷戦が必要かって言うと、結局主演女優がロシア人なのでKGB設定が使えるから。
結局オンナ主体かよ、、、
ハッキリ言って「ニキータ」よりエンターテインメントとしては数段レベルアップしてる。
その分「ニキータ」にあった悲劇性は薄れているが、まあ、21世紀の「ニキータ」としては、大満足。
やっぱりリュック・ベッソンは主演女優がええ女であればあれほどいい映画撮るのかな、、、



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