SF

「メッセージ」 「タコ入りばかうけ」が世界を変える

まず、よくこんなハナシをVFX満載の大予算SF映画にしたな、と思うのである。 それともイマドキCGのおかげでこの程度はたいした予算をかけずに出来るのであろうか。 原作は有名な短編SF小説だが、コレは非常に形而上学的なハナシであり、小説自体の...
音楽

「ラ・ラ・ランド」 彼女が「パリへ行く」と言い出したらご用心

冒頭、オープニングのワンカット目でとんでもない長回しにド肝を抜かれる。 しかもミュージカル。 しかもハイウェイの上。 ハイウェイの上で、反対車線まで巻き込んで歌って踊るヒトビトとそれを捉えるカメラ。 技術的にも大変だろうが、一体全体どうすれ...
怪獣

「キングコング 髑髏島の巨神」 秘境探検映画の終焉

実を言うと以前ピーター・ジャクソンの「キングコング」を観て、ちょっと感動してしまった事があるワタクシ禁煙さんではありましたが、今回はそんな心配はありません。 コレは、我々の知っている、巨猿がニューヨークに連れてこられて見世物にされて、美女を...
Uncategorized

「日本で一番悪い奴ら」 痛快警官ピカレスク・ロマン(実在モデルあり)

「凶悪」の成功で、「あ、オレって実録モノじゃん!」と思ったであろう白石和彌監督の3作目。 とは言うものの、同じ犯罪実録モノでも、一応だいぶ雰囲気は変えてきている。 「凶悪」がサイコホラーだとしたら、「日本で一番悪い奴ら」はピカレスク・ロマン...
怪獣

「シン・ゴジラ」 虚構は現実を駆逐する。

古来より、怪獣映画の主人公をどこに置くかというのは、製作者たちのアタマを悩ませてきた問題ではある。 例えば。1.主人公である以上、ヒーローっぽい職業で無くてはならない。2.怪獣をめぐる騒動を最初から最後まで目撃できる立場で無くてはならない。...
ホラー

「残穢[ざんえ]―住んではいけない部屋―」 ある意味「ほん呪 THE MOVIE」

★★★☆☆ 主人公の「私」は女流ホラー・ミステリー作家。夫もミステリー作家で、つまり小野不由美本人(映画化にあたって若く、美しくなっているが)。 彼女はホラー雑誌に読者から投稿された実話を元にした怪談実話の連載を持っている。 「読者からの投...
ホラー

「悪魔のいけにえ」 絶対純粋虐殺

コレはある意味とても特殊な映画だ。 どれくらい特殊かというと、あまりの特殊さに、当時の配給会社は訳が分からず、思わずオカルト風のタイトルを付けてしまったというくらい特殊なのである。 前にも書いたが、この映画と「サイコ」と「羊たちの沈黙」は同...
Uncategorized

「マッド・マックス 怒りのデスロード」 ほぼ、シャーリーズ・セロンの映画

★★★★★ そもそも最初の「マッド・マックス」の時点で、我々はある「新鮮な違和感」とでもいいたくなるようなモノを感じていたのである。「スカイ・ハイ」を観ていない世代である我々にとって、初めてみるオーストラリア産映画ということもあったろう、、...
Uncategorized

「ヒッチコック」 困ったらエド・ゲインに戻れ

★★★☆☆ 「ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女」というテレビ映画があったが、もともとは同じ企画だったのではあるまいか、と思われるくらい同じ映画。 題材こそ「ザ・ガール」で描かれた「鳥」製作時の一つ前、「サイコ」製作時のハナシだが、なにし...
ホラー

「死霊のはらわた」 リメイクはフグ料理ホラー

同じくカルトな人気を誇るホラー映画のリメイクである(それぞれの監督のデビュー作であることも同じ)、「テキサス・チェーンソー」と似たような印象。 若者たちが森に集まる理由とか、それぞれの人物描写とかも整理されて、格段にちゃんとした映画っぽくな...