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「ボーダー 二つの世界」 コレは恋愛映画だ!

この映画は、映画の文法は崩していない。むしろ文法的には正統的な手法を貫いていると言って良い。 しかし、同時にこの映画は100年以上映画界が築き上げてきた価値観を破壊している。 揺さぶっているなどという生易しいものではない。 木っ端微塵に破壊...
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「ランボー ラスト・ブラッド」 ランボー、「攻撃者との同一化」に挑戦

ジークムント・フロイトの娘、アンナ・フロイトは、父の提唱した「防衛機制」の概念を発展、整理、分類したが、その中に「攻撃者との同一化」という概念がある。 例えば、子供がお化けが怖すぎるとき、自らお化けの真似をして弟や妹(とは限らないけど)を怖...
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「追龍」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・香港

バリー・ウォンである。 バリー・ウォンは多作のヒトだが全部観てなくても大丈夫。 正直言って「ゴッド・ギャンブラー」シリーズ3部作と「シティーハンター」だけ観ておけば(古くて申し訳ない、、、)、バリー・ウォンのことは充分分かる(ていうかワタク...
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「ANNA/アナ」 令和のニキータとINXS

要するに。 リュック・ベッソンの創作意欲、というのは「イイ女見つけたからコイツで一本撮りたひ、、、(しかもあわよくば、、、)」ということでしか無いような気がする。  初期の頃から「ニキータ」 → アンヌ・パリロー、「フィフス・エレメント」→...
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「ホテル・アルテミス ~犯罪者専門闇病院~」 グランドホテルと老婆

おそらくは「ジョン・ウィック」の「殺し屋専用ホテル」がヒントになったであろう、「犯罪者専用病院」が舞台。しかもほとんど病院の中。 しかしなんだろうこの映画は。 全然難しいところはないのだが、何がわからないと言って、最終的にナニで観客をエンタ...
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「暗数殺人」 複雑怪奇な実話をエンターテインメント化に成功

「暗数」とは統計と実際の数値の差、だそうだ。 つまり、この映画の場合は警察が事件と認識していない犯罪のこと。しかも殺人事件。 映画はとある場末の食堂で、刑事が情報屋の紹介で「ヒトに頼まれてバラバラ死体を埋めた」と主張するオトコの告白を聞くシ...
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「ブラック・クランズマン 」スパイク・リーの円熟と停滞

​ 黒人がクー・クラックス・クランに入会するハナシ、と聞いて「どんなドタバタ喜劇だよ」と思ったが、残念ながら(?)そうはならなかった。 黒人警官が上司に言われていろいろ潜入捜査する。 最初は元ブラックパンサーの大物の演説集会とかに潜入してい...
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「日本暗殺秘録」 これは喜劇である。

幕末のから戦前、九つの暗殺事件、すなわち「桜田門外の変」「大久保利通暗殺事件」「大隈重信暗殺未遂事件」「星亨暗殺事件」「安田善次郎暗殺事件」「ギロチン社事件」「血盟団事件」「永田鉄山軍務局長暗殺事件」「二・二六事件」をオムニバスで時系列順に...
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「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」 ほぼ、白石麻衣やん(のみ)の映画

イヤイヤイヤイヤイヤ。 前作をアレだけ貶してたのに2作目観たんかい、と。 ご不審の念をお持ちになるのはわかりますが、コレには訳があります。 もともとこっちの「2」の方が観たかったの。 で、「2」だけ観てもハナシ繋がらない恐れがあるな、と思っ...
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「スマホを落としただけなのに」 全てがテレビサイズの中田秀夫

なんとなく、落としたスマホは戻ってこないんだろうなと思っていたが、意外にあっさり出てくる。ただし、データを全部抜かれたうえで。 ここから、落とした本人(田中圭)のデータはおろか恋人(北川景子)のデータまで抜かれるわ、恋人の昔の知り合いのデー...